モジュール詳細:我等忘る勿かれ

権力とは人間の精神をずたずたにし、その後で改めて、こちらの思うがままの形に
作り直すことなのだ。-ジョージ・オーウェル。 『1984年』

  • このモジュールは、赤色の背景に0から9までの数字が書かれたキーパッドと、その下にあるディスプレーで構成されている。「0」キーの上に2つ目のディスプレーがある場合、別のモジュールを見ている。
  • 3桁の数字は、直前に解除したモジュールの名前によって決まる。さらに、この3桁の数字の構成要素を次のルールで計算し、1つの1桁の数字を導き出し、「我等忘る勿かれ」が入力状態になった後、解除シーケンスの対応するステージで入力する必要がある。
    • ステップ1: 爆弾のエッジワークを使い、「我等忘る勿かれ」モジュールに次の条件のどれが当てはまるかを判断する。オフセットを適用した後に負の数になった場合、負の符号を削除する。
      • シリアルナンバーが4文字の英字と2桁の数字で構成される場合:
        付録Aで取得した3桁の数字の1桁目から、爆弾にあるバッテリーの数を引く。
      • シリアルナンバーが3文字の英字と3桁の数字で構成される場合:
        付録Aで取得した3桁の数字の2桁目から、爆弾にあるバッテリーの数を引く。
      • シリアルナンバーが2文字の英字と4桁の数字で構成される場合:
        付録Aで取得した3桁の数字の3桁目から、爆弾にあるバッテリーの数を引く。
      • それ以外の場合、このリストの最初の条件を使用する。
    • ステップ2: 次に、付録Aで求めた3桁の数値のうち、ステップ1で使用しなかった残りの2桁を取り出し、それの最上位桁から最下位桁を引く。この計算で負の値が得られる場合、負の符号を削除する。
    • ステップ3:最後に、ステップ1の結果とステップ2の結果を足す。その合計が9を超える場合、最下位桁のみを使用する。
  • 計算された数値は、その無視されないモジュールの直近の解除より前にディスプレーに表示されていた、対応するステージの正しい入力となる。
  • 爆弾にある最後の無視されないモジュールが解除されると、ディスプレーは空白になり、このモジュールを解除することができる。作成したシーケンスを使用し、それを順番に入力する。送信したシーケンスが正しい場合、モジュールが解除される。間違った数字が入力された場合、ミスが記録される。この場合、ミスしたステージに対応する正しい3桁の数字が、ディスプレーに表示される。

重要:日本語版のバニラモジュールの場合、3桁の数字は常に「ここに書かれていないモジュール」を参照する。